戦後70年の今年3月に再びオープンすることになった若人の広場公園に行ってきました。
雑誌に掲載されてるのを見るまで、こういう公園があることを知りませんでした。
財政難や震災などの影響で廃墟となり20年もの間、閉鎖されてたようです。
どうりで知らないはずです。
1965年に戦没学徒20万人を弔うために建設されたものです。
丹下健三さんが設計した高さ25mの立派な慰霊塔です。
ここからの眺めは福良湾や鳴門海峡まで見渡せる絶景です。
この日は少し霞んでたのが残念でした。
スッキリとした青空の日はすごくキレイでしょうね。
管理棟には戦没学徒の遺品や手紙が展示されてました。
16歳以下の学徒のものが多く展示されてます。
どのようにして学徒が亡くなったのかが紹介されてる中に
お腹が痛いという息子を母親は仮病だと思って畑仕事に行かせてしまい
爆弾が直撃して息子は亡くなってしまった。
あの時、お腹が痛いという息子を畑仕事に行かせてなかったら死なすことは
なかったのにと自分を責め、悔やんだ母親のことがすごく印象に残りました。
この息子と母親ともに残酷すぎます。
15歳の少年が亡くなる前日に書いた日誌です。
芋でない
ほんとうの飯を
腹一杯たべたい
心の中を歌う
詩と言うものを
一度つくってみたい
そしてゆっくり眠りたい
若い子供たちがこんな悲惨な死にかたをするなんて可哀そうすぎる・・・。
平和な時代に生まれてホント私たちは幸せですね。
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